AEでコンポをする際に、プロジェクトパネル・フッテージデータ・プロジェクト自身のフォルダ構成など、その時の気分で作りがちでした。
その結果、後からデータを見返す際にどれがレンダリングするコンポ?サブコンポ?など迷いがあったりしたので、一度自分の中でルール化を行い、明示しようと考えました。
ここにルール化したものをまとめます。(随時更新します!)
ディレクトリ編
プロジェクト名のフォルダ(例:Fire)
L (Footage) : フッテージデータを格納※後述のAE内プロジェクトパネルのディレクトリ構造と同じように中身を作る事
L Rendering :レンダリングした結果を保存する場所
L ○○.aep :AEデータ
プロジェクトパネル(フォルダ名)
1-Fixcomp : 最終出力・レンダリングする用のコンポ
2-Subcomp : 最終出力以外のサブコンポ
3-(Footage) : フッテージデータを入れる※上記ディレクトリ編の(Footage)データの中身と同じディレクトリ構造で作成すること
99-Solids : 平面レイヤーなど
プロジェクトパネルのテンプレートフォルダ作成スクリプト
手作業でフォルダを作らずにスクリプトでテンプレートフォルダを作る方法を調べました。※99-Solidsは、現状も平面レイヤーを作成後、Solidsフォルダをリネームしています。
スクリプトの情報収集時に以下のサイト様を参考にさせていただきました。とても丁寧な説明で助かりました。
スクリプト内容:Create_TemplateProject.jsx
var MakeObj1 = app.project.items.addFolder("1-Fixcomp");
var MakeObj2 = app.project.items.addFolder("2-Subcomp");
var MakeObj3 = app.project.items.addFolder("3-(Footage)");
上記スクリプトの作成は、専用のエディタを使います。
AE起動>ファイル>スクリプト>スクリプトエディターを開く
エディタ内に上記のスクリプトを張り付けて、名前を付けて保存します。
保存したデータをC:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects CC 2019\Support Files\Scriptsの中に移動させます。
AEを再起動し、ファイル>スクリプト>Create_TemplateProjectを選ぶ
プロジェクトパネル (Fixコンポの名前)
〇〇_Export:最終出力・レンダリングするコンポは、明示的に_Exportを末尾につける事